第7章 ★誕生日

「なぁ、俺の欲しい？」
「え？」

　悟くんはおもむろにまたゴムを手に取ってる。

「欲しそうじゃん。ずっとここヒクヒクしてんだけど」

　蜜口を指でパチュパチュ弾かれる。
　嘘でしょ？　まだ出来るの？　勃つの？

「ちょっと違う角度で挿れたら夕凪も気持ちいいかも」って言ってあたしは腹這いにされた。膝を立てるように言われてお尻を突き出したみたいな格好しちゃってる！
「挿れるから」
「え？　こんな格好で？　ちょっと、待って、ッ！　ま、、待って！」
「待たねー」

　意地悪！！！


　チラッて悟くんの方見たら、小さい時あたしをいじめた時みたいな顔しながら、ぐぐって挿れこんでくる。

「アッ♡悟くんっっ！」
「ッ！　名前呼ばれるのすげぇくる……なぁ悟って呼んでみて」
「やらっ…むりだか♡ら…♡あッ…」

　名前を読んだのが悟くんの何かに刺さったみたいで、あたしに名前を呼ばせようとする。前側の充血した陰核を指でクリクリと刺激しながら腰を打ちつけてくる。こんなの反則だよ！　グッと腰を片手で引き寄せられて逃げられない。

「悟って呼べよ」

　背筋にいくつもキスを落としてくる。

「あッ♡うぅッ…」

　頭を横に振って激しく抵抗する。次期当主をそんな風に呼ぶように躾けられてない。使用人の娘なの。勘弁して……。両手で腰をガシッと持たれて深く挿れられた。

「深い、深いのはダメ、あッ♡♡！！」
「随分柔らかくなったよな。もう俺のカタチになってきてる」

　ぬぷっぬぷって奥の方で迎え入れちゃってる。悟くんが腰を大きく8の字描くみたいに肉棒をかき回してきた。膣壁をぐりぐり抉られる。

「いやっ…アッ！♡それダメッッ…♡はッ、ァああ！……あんッ！あッ…♡それしたらダメェ♡♡ああッ♡んン んッ！！ん…んやぁ…あ！♡だ…………めぇぇ…」
「なぁー、夕凪〜」
「んッ…♡ な、なぁッ……♡にッ？　アッッ…♡ん」
「俺の名前呼べよ〜」
「んっ、♡んッ……♡さと……る…」

　言わされた。