第7章 ★誕生日
悟くんが揺れてるのを見てたら頭がぼーっとしてきた。奥を突き上げるように腰を動かすから、折り曲げられて開かれたあたしの両足が悟くんの揺れに合わせてぷらんぷらんしてる。
繋がってる場所以外もカラダが疼く。胸がもどかしい。その先端が勃っているのがわかる。触ってほしい、いじって欲しい、いっぱい可愛がってほしいって思っちゃう。
そんなあたしの気持ちが通じたのか悟くんはツンと勃ってる胸の先端を指でつまみあげた。ちょっと痛いくらいにつねられてるのに気持ちいい。胸とナカの最奥を同時にいじめられる。
「んあッ……あんッ…♡あんッッ…♡あんッ♡♡アッ…♡アッん…ァん♡はぁッ♡゛あぁ゛ああ♡」
「悟くん……」
手を伸ばす。腐った林檎みたいに、ぐちゃぐちゃに、じゅくじゅくになっちゃってるあたしを受け止めて。
彼の首に手を巻きつけて引き寄せ、背中をぎゅーって抱きしめる。あの日、お盆の日、和服で抱きしめた背中よりずっとあたたかくて力強い。
どんどん激しくなる荒々しい腰の律動に耐えれなくなってあたしは足を絡めて悟くんにしがみついた。
バチュバチュバチュバチュって打ちつける音が聞こえる。あぁ、はぁ、待って、そんな動いちゃダメ! おかしくなっちゃう! すがるような声で彼にお願いするけど聞いてもらえず、背中をぎゅってする。
「そんなに強く抱きしめたら俺の背骨折れる」
「ご、ごめん…だって何かにつかまってないといられなくて」
「フッ、折れたっていいけど。反転術式で治すし。じゃしがみついとけよ。今から激しく突くから」
「…ッ…あッん、やッ!アッ!んん 激しッッ!♡はぁん、んぁ、あンッ!あ……ッ」
抱きついてるあたしをそのまま受け止めて悟くんは腰にスパートをかけ、あたしと一緒に揺れ動く中、2回目の射精をしたようだった。
◇