第7章 ★誕生日
「ガキかと思ってたけどこういう下着もつけんだな」
「え? あぁ……そんな派手じゃないけどフリル可愛くて六眼みたいな色だったから買ったの」
「あ? 俺のために買ったの?」
「う、ん」
「誕生日のために?」
「うん、だってプレゼントはあたしだからせめて綺麗に見えるようにって」
「……マジで可愛い奴。抱き潰してやるから」
え、あッ、ちょ待って、っていう制止はむなしく悟くんは「可愛いけど外す」ってブラのホックを外してあたしの胸をすべてあらわにした。
その大きな手で片方の胸をもみしだきながら、もう片方の胸の先端……乳首をまるで飴玉でも転がすみたいに舌先で舐めてきた。
"なにこれ、あッ♡"
さっきから舐めて欲しいって思ってたから快感が増す。
乳首をいじられるその初めての感触が気持ちよくて身をよじる。お腹の奥がキュウキュウ熱い。形のいい唇で乳首を挟んだり吸い付いたり舌で舐め上げられるたびに背中をのけぞってしまう。
「んッ!……んうぅっうぅ、んあっ、あん…ッ♡」
胸を弄ってくる悟くんが愛おしくて髪に触れた。気持ちよくって髪をクシャってしちゃう。ごめん、悟くん、我慢できない。
もみしだかれた胸の方は悟くんの手にちょうどいいくらいの形みたいで指先で乳首を前後左右にくにくにってされる。
両胸を同時に攻められてあたしは、もぞっと内腿を擦り合わせた。むずむずするような感じ。自分でもわかってる。ショーツの中がとろりとしたものでぐしょぐしょになってる。
そんなあたしの反応を見たのか彼の手が胸からおへそにずれて、ゆっくりショーツの中に侵入してきた。
「…あッ…ヤッ、そこはまだ待って……だめっ♡」
「さっきからずっともぞもぞして触ってほしそうにしてたじゃん」
「あたし……初めてなの。恥ずかしい」
この言葉は逆効果だったみたいで、悟くんは頬が少し紅潮して昂ったようだった。はやく俺のものにしたいって顔してる。
「力抜いとけ。痛くしねぇから」