第3章 先輩【※冨岡義勇】

義勇は最後にと、揉みしだいた刺激で、固くなった先端に指先で触れてみた。

「あっ、やぁっ！」

陽華が今までにないくらいに、声を張り上げて、震えた。その声に驚いた義勇は、そのまま指先で先端を捏ねるように、弄った。

「んぁっ…だめっ！そこは、駄目ですっ！んっ…あっ、」

更に強度を増してくるその部分を、今度は指で摘んで、擦りあげる。そうすると、陽華の息が激しく乱れだした。

「ふぁ…ん…、やぁ…、先輩…離して…、ぁんっ、」

ピンッと上向きに主張してくる、可愛くて薄いピンク色の突起物を見詰めていると、さらに邪な気持ちが湧いてくる。

(……食べたい。)

義勇は背中に回した手に力を込め、陽華の身体を少し持ち上げると、顔に近づいた突起物に食らいついた。　

「やっ、ちょっと先輩、何をしてるんですか！？」

そのまま、一心不乱に吸いつく。そして、吸い付きながら、舌先でその実を転がしていく。

「いやぁ…、それ…感じちゃう…、」

そのままチュクチュクと音を立てて、吸いあげると、陽華の声が段々と音量を上げていく。その声を心地よく聞きながら、薄く目を開けると、もじもじと動き回る白い太ももが目に入った。その動きでスカートがめくれて、下着が見えそうになっている。

(こいつ、いつも俺に見せつけて…、俺がどんな気持ちかも、知らないで…。)

そう思ったら、知らないうちに手が伸びて、陽華の股の間に手を差し込んでいた。

「と、冨岡先輩っ！？そこはさすがに、まだ…っ！」

焦った陽華が足をバタつかせるが、義勇の手は止まらない。