第3章 山本武とたっくん
「うー……たっく……………」
山本「…………え?(どきっ」
「す……」
山本「ふぇ!?………(どきどきどき」
「……入学式っ!!!!!!!?!?!」
あたしは勢い良く飛び起きた
もーなんで起こしてくんないのよ!こいつ!!
山本「アハハハッ!ほんとおもしろいな」
「おもしろくない!!!!!今なんっ…」
山本「よっと!」
「きゃあっ!!」
あたしは2度目のお姫様だっこ…
なんなのこいつ!わけわかんない!!!
「ちょっ///おろしてよ!!」
山本「今から走れば間に合うぜっ!」
「じっ自分で走れる!!!!!」
山本「何言ってんだ、お前走るのおせーだろ?w」
「えっ………?」
なんで知ってるの?
あたしが走るの遅いこと…
知ってるのは中学の野球部と…
たっくんだけ……