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呪術廻戦_名前を呼ぶただそれだけで。

第16章 第16章 千の篇も一に律される




パンダが前線に立ち、地面が揺れる…その前に

「霜凪」

加茂憲倫の傍に控えていた、和装のおかっぱ娘の氷の術式に捕らえられ、私たちは全員身動きが取れなくなってしまう。…すぐには抜け出させそうにないわね。

私たちを捉えた彼女は当たり前かのように自らの傷を反転術式で修復する。……戦いのレベルが特級ね。私たち1級術師ではもう歯が立たない。

…呼出でなんとか私以外の全員を氷から脱却させることはできるだろうけど私自身が動けない以上呼出後の着地地点が変わらないから狙い撃ちされる危険がある…。さて、どうしたものか。

と思っていたが、なんと悠仁くんのみその氷から脱却できたようだ。……宿儺の関係か。それから宙に浮いていた桃ちゃんと悠仁くんによって解放されたお兄ちゃん?のみが前線に立った。

しかしそれでは特級レベル2人に敵うわけもなく氷の術式にあっけなく瞬殺されそうになる。

が、しかしまさかの救世主が現れ、状況は一変するのだった。

「九十九由基!!」

加茂憲倫は彼女の名前を呼んだ。
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