第11章 【戦国物語】うらしまたろう
━━━━━━━━━━━━━━━━━
信長「次の日、幸村が浜辺を歩いていると昨日助けた亀が現れた。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━
佐助「幸村。」
幸村「うわっ!!亀が急に出てくんな!!」
佐助「ごめん。昨日のお礼がしたくて来たんだ。」
秀吉「そうだ。昨日佐助が世話になったらしいからな。俺は佐助の兄だ。」
幸村「お礼?…あぁ昨日佐助を助けたんだったな。…秀吉、お前も緑だったな。」
秀吉「??なんか言ったか?」
幸村「いや何も。それより、お礼ってどういうことだ?」
佐助「助けてくれたお礼に竜宮城ツアーに案内する。」
幸村「…つあーってなんだ?」
秀吉「俺たちが住む竜宮城に日帰り旅行みたいなものらしいぞ。」
佐助「そうです。はい、幸村。俺の背中に乗って。」
幸村「は?!無理に決まってるだろ!!」
秀吉「大丈夫だ。そういう演出だ。」
佐助「秀吉さん、それ言っちゃダメです。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━
顕如「こうして幸村は佐助亀の背中に乗って竜宮城へ出発した。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━