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小さい頃からの夢を彼と一緒につかみに…

第5章 小さな再開


監督が「じゃあ紅葉はみんなの練習を見てできるところは一緒にやればいい」と言ってくれたので私はベンチに座ってみんなを見ることにした。

いや待って。アップの時の列長くない?何人いるのこのチーム?何列あるの?
2・4・6・8・10・2・4・6・…と数えていくが だめだ。みんな動いてるから数えにくいや。

そこで私は「あの すみません」と近くにいた誰かのお母さんに声をかけた。その人はすぐに「どうしたの?」と答えてくれた「このチームは何人いるんですか?」おずおずと聞いてみた。初めてみる人で緊張する。しかもこの人(この人とは失礼笑)超美人で美しいオーラが見える。いやほんとだよ?そんなことを頭で考えていると「えっと紅葉ちゃんだよね。このチームは25人だよ。監督が1人。コーチが2人で全員合わせると28人のチームなんだ」と笑って答えてくれた。正直ほっとした。初対面の人って怖いよね。「で あのメガネの子がうちの息子 紅葉ちゃんと同じ学年だよ」

そう言われたのでその先を見てみると…
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