【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第40章 消毒 ☆
サラに覆い被さって、サラの唇を奪う。
「ん…」
「キスは…されたか?」
そう聞くと、サラはぶんぶんと顔を横に振った。
「良かった…俺だけだ。お前にキスできるのは」
キスをされていないことが、こんなに嬉しいとは思わなかった。
「赤井さん…」
俺の名前を呼ぶサラの髪を撫でて、何度もキスをした。
角度を変えたり、舌を入れたり、啄んだり、愛しくてたまらなかった。
キスをしながら、ゆっくりとサラの胸元に手を伸ばした。
ぴく…と反応したサラに俺は優しく聞く。
「ここは?」
「…触られた…」
あぁ。やっぱり殺してやろうか、あいつら。
そう思いながら、即座にあいつらの感覚を消したくて、俺はサラの胸に頬を寄せてゆっくりと突起を口に含んだ。
くちゅ…
「あっ…」
「消してやる。俺が…」
そう言って何度も舌で舐め上げたり、押しつぶしたり転がしたり、強弱をつけながらいつもより長めに愛撫を繰り返した。
「赤井さんしか…やだ…」
俺の頭を愛しそうに抱きしめながら、サラがそう言って身を捩らせた。
胸を俺の感覚で何度も上書きした後、俺はゆっくりと手を太もものあたりに移動させた。
「ここは…?」
くちゅ…と下着越しに秘部をさすりながらそう聞くと、サラはフルフルと首を横に振った。
俺は思わずサラを抱きしめた。
「あ…かいさん?」
「…もしここを触られていたら、あいつらのこと殺しにいくところだった」
「触られたのは、胸だけだよ…」
「…それでも、殺してやりたい。
俺の大事なサラに…勝手に触りやがって」
そう言いながら、俺はサラの頬を両手で覆った。
「お前は、俺の宝物なんだよ…」
「赤井さん…」
サラは涙を浮かべながら俺の目を見た。