【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第6章 シアワセ
赤井side
少ししてサラの様子を伺おうと部屋に入ると、サラはまた頬を少し赤くしたまますやすやと眠っていた。
先程よりも楽になった顔をしている。
「いなくならないで」
そう言ったサラは、まるで小さな子供みたいだった。
サラは俺の前でちゃんと弱い部分を見せる。
そして俺が守れなかったあいつは、陰で泣いているような女だった。
「対照的だな」
そうつぶやいて、俺はサラの前髪を寄せ、サラの額に口づけをした。
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