【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第39章 BlankSpace ☆
そのまま、わたしの顔を赤井さんの方に向かせると、わたしの唇を奪った。
「ん…」
幸せなキス。
少し触れるだけで、胸の奥がぎゅっとなる。
唇を離して見つめ合うと、赤井さんがわたしの耳元で囁く。
「明日、早いか?」
「…ううん。」
ドキドキしながらそう言うと、赤井さんはまたわたしの方をじっと見た後、唇を奪った。
「ん…ッ」
キスをしながら横に寝ていた赤井さんはわたしの上に覆い被さり、口内に舌をねじ込んだ。
「ん…ぁ…ッ」
くちゅ…クチュ…
舌が絡むたびにえっちな音がして、わたしは思わず赤井さんの首に腕を回した。
赤井さんはキスも上手い。
たった一度のキスでわたしを虜にして、二度目三度目のキスで骨抜きにしてくる。
「赤井さ…っ…ん」
名前を呼ぶわたしを見て、優しく笑った赤井さんは、わたしの着てる白いTシャツ越しにわたしの突起を舐めた。
「やっ…ぁ」
唾液でTシャツが透けて、うっすら色づいた突起が、Tシャツの上からでもわかるぐらいピンと上を向いている。
「やだ…ちゃんと脱がせて…」
「お前がこんな格好で俺を煽るのが悪い」
赤井さんはそう言って、全然服を脱がしてくれず、服の上から胸をやわりと揉んだり、突起を弾いたりしながらわたしの唇を奪った。
それだけで、わたしが履いてるパンツの中は凄いことになっていて、さっき折角シャワー浴びたのにな…と自分が情けなくなる。
「赤井さ…ん…もっとして…」
布越しに胸をいじられるだけじゃ物足りなくなってきて、わたしは思わず赤井さんに懇願した。
「何を?」
意地悪。わかってるくせに。
わたしは服の上にある赤井さんの手を取って、ゆっくりと自分の服の中にある胸の上に乗せた。
かああっと顔が熱くなりながら、こんなに恥ずかしいことをしているのは、赤井さんにもっと触ってほしいからだ。
「負けだ。俺の」
赤井さんは優しく笑ってそう言うと、わたしの着ていたTシャツを脱がせると、自分が着ていたグレーのVネックのTシャツも勢いよく脱いだ。
そして素肌のまま抱き合うと、赤井さんの心臓の音がわたしにも伝わる。
愛しい。
大好き。
愛してる。
愛を伝える言葉を全部かき集めても足りないぐらい。