第38章 003 ☆

「お掃除してもいい？」


赤井さんにそう聞くと、赤井さんはわたしを抱きしめて小さい声で言った。


「してくれ…」


そして今度は赤井さんがソファーに腰をかけ、わたしがその下から赤井さんの脚の間に身体を入れた。


赤井さんのは、まだ射精したゴムがついたまま。


「これ、取って」


髪を撫でながらそう言われるがまま、わたしは赤井さんのモノに手をかけた。


ゆっくりゴムを外すと、さっきよりも少しだけ小さくなった赤井さんの肉棒が目に入る。

落ちてくる自分の長い髪を耳にかけ、ゆっくりと赤井さんのを手で握った。


「っ……サラ…」


3番の指で優しく竿を扱くと、ナカに残っていた精液が滲み出てくる。

滲み出た精液を舐めとるように、亀頭を舌でペロリと舐めると、赤井さんの眉が歪み、吐息混じりの声でわたしの名前を呼んだ。


「っ…あ…サラ…」


その反応が嬉しくて、もっと気持ちよくなって欲しくて、ゆっくりと肉棒を口の中に含んだ。


つぷ……


「っ…く…」


咥えた瞬間、また赤井さんが反応する。