第32章 Soon You'll Get Better ☆

前戯は一切してない。それなのに、サラのアソコはトロトロに溶けていて、俺に絡み付いてくる。

ほとんど犯されているのにな。

いつもはサラをいかに気持ちよくしてやるかばかり考えているが、今日はそんな余裕は一切ない。
自分の1番気持ちいい動き方でサラを犯した。

「あっ…やぁあっ…あかいさ…」

「サラ…好きだ…」

「んっ…わたし…もっ…ぁあ」

「可愛い…」

「赤井さんっ…身体熱いよぉっ…寝てないと…」

「そんなこと、考えていられないぐらい感じている癖に」


そう言いながら奥まで一気に突き上げると、サラはまたビクンッと身体を反応させた。


「あ…ぁ…」


びくびくと放心状態になりながら肩で息をするサラに覆い被さって俺も最後のスパートをかける。

もう熱があることなんか頭から消えていて、あるのはサラの身体から得られる快感と、迫ってくる射精感、サラの中に全部注いでしまいたいという征服感。

「サラ…サラ…サラ…」

「あっ…ん…あぁぁっ…だ…め」


何度も何度も名前を呼ぶと、サラは力無く俺を抱きしめる。
耳元ではサラの喘ぎ声が響いて、俺の脳内を支配する。


「サラ…出していいか…？」

「あ…っ…も…何も考えられな…」


俺もだ。
俺は最後大きくサラの最奥まで突き上げたとき、白濁の液体をサラのナカの奥に注いだ。

どく…どく…と精液が出るたび、サラの身体が震えた。
俺のものだ…
繋がったまま、俺はサラの唇を奪った。

「熱、あがっちゃうよ…？」

「いい。お前がずっと看病してくれるから。」

そのまま俺はサラの上に倒れるような形で意識を失った。