【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第32章 Soon You'll Get Better ☆
そう思っていると、わたしがドキドキしているのを察知したのか、赤井さんはバッと着ていた服を脱いだ。
鍛え抜かれた腹筋と、厚い胸板、たくましい上腕二頭筋にわたしは思わずじっと見てしまう。
な、なんて綺麗な身体…。
いつもえっちするときは赤井さんの身体をじっとみる余裕なんてないから、こう改めて見るとすごくいい身体だ。
さすが、FBI捜査官…
素敵すぎて、看病どころじゃない…
「早く拭いてくれ」
なんか、さっきまで可愛かった赤井さんなのに、突然Sっ気を出してくる。
わたしはドキドキしているのをバレないように、ゆっくりとタオルを赤井さんの身体に添わせた。
直に触れると、余計に芸術品みたいに感じた。
いいな…こんなに腹筋割れてて…わたしもこのぐらい割りたいな…
どれだけ鍛えてもこうはならなかったのが、男と女の差を実感させる。
そのまま背中、腕、お腹と順番に拭いていき、わたしが思わずズボンに手をかけると、赤井さんは焦ったようにわたしの手を止めた。
「待て。これ以上は自分でやる」
「え…ここまでやって今更?」
またわたしのターンだ。と思っていたのに、赤井さんは問答無用でわたしからタオルを取り上げた。
まあ仕方ないか。
わたしも赤井さんに身体全部拭かれるってめちゃめちゃ恥ずかしいもんな…
「じゃあ、その間にわたしシャワー浴びてくるね。」
そう言って赤井さんが体を拭きやすいようにわたしは部屋から出た。