第31章 Together ☆

行為が終わった後、赤井さんの腕枕を堪能しながら、わたしは赤井さんに抱き着いて、彼の顔をじっと見た。


「…なんだ？どうした」

「ううん。かっこいいなーと思って」


そう言うと、赤井さんはちょっと顔を赤くしながら、口元を手で覆った。

照れた時のその癖も好き。


「身体、平気か？」


そう言いながら赤井さんは、腕の中にいるわたしをぎゅっと抱きしめて、おでこにキスをした。


「うん。へいき。
…むしろ、赤井さん満足できた？」


何度か射精したのに、赤井さんのはまだ上を向いてる。


「十分だよ。」

「そのままじゃつらいよね…？」

「明日も、明後日もお前とこうして寝るんだ。焦る必要はない」


赤井さんは、少しだけ微笑んで唇を重ねた。
いつもより、赤井さんの体温が高く感じた。


「赤井さん。身体熱い…」

「お前とこうしてると、いつもだよ」


そんな甘すぎる言葉を吐かれながら、わたしは幸せな気持ちいっぱいで、赤井さんの身体に抱きついたまま眠りに落ちた。



もう二度と
離れたくない…

何度もそう思った。



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