第31章 Together ☆

赤井さんがわたしの中に入ってきた時、このまま時間が止まればいいのにと思った。

そんな願いを叶える力はなくて、わたしは彼にしがみつきながら、何度も何度も永遠を願った。


「あか…いさ…っん。
もう…どこにも行かないで…」


ずっとそばにいて…
何度もそう伝えた。

赤井さんは、「ずっと一緒だ」と、力を込めて一言言った後、わたしの身体を軋むぐらい強く抱きしめた。


「このまま、朝までいようか」

「こっこのまま？」

「サラのトロトロに溶けたナカにずっといたいんだよ」

「そんな、エッチな言い方しないでよ…」


入れたまま抱きしめられて動かずにいるのに、赤井さんのはどんどん膨張していく感覚がした。
わたしは思わずきゅ…っとナカを締め付けた。


「お…まえ、煽るなよ」

「むちゃくちゃにしてくれるんじゃなかったの？」

「…後悔しても遅いからな」


赤井さんはそう言いながら、わたしの唇に舌を割って入れた。

ヌル…と赤井さんの柔らかくて温かい舌が入ってきて、快感でぞくっとした。
そしてまた腰を引くと思いっきり打ちつける。


「あっ…あぁ」

「サラ…好きだ」

「んっ…わたしも…すき…っ」


ジュプッ…ズプッ…

だんだん、挿入の音が鈍くなってきて、我ながら濡れすぎだ…と思った。

赤井さんはわたしの身体をぎゅっと抱きしめ、スパートをかけて腰を奥まで突き上げると、わたしはビクビク痙攣した。


「あ…っ…や…あぁ」

「…くっ…」


赤井さんが眉を顰めて、動きを止める。
どくんどくんと脈打ってわたしの中にゴム越しに欲望を吐き出した。