第30章  I belong with you ♪

唇に、頬に、額に、耳に。

サラの全部が愛しくて、何度もキスを繰り返していると、サラがくすぐったそうに言う。


「も…何回するの？」


「…100回」


「ひゃく？！……っん…」


顔を赤くして驚くサラの口をまたキスで塞ぐ。


「足りない…お前が。」


「ん…ッ…」


「サラ…サラ…」


ちゅ… ちゅ…

と、俺のキス攻撃にサラがビクッと身体を震わせながら答えてる。

可愛い…もっとしたい…


「あ…かいさん…」

「…ん？」

「キスしすぎだよ…」

「嫌か？」

「いやじゃない…けど、くすぐったい…
というか、もう心臓がもたない…」

「え…」

「ドキドキし過ぎて、心臓がとまりそう…も…どうしたらいいの。」


涙目になりながら、顔を真っ赤にしてそう言うサラ。
逆効果だよ…そんな可愛い反応。