第27章 気付かれないように　☆ ♪

「は……ッ…は…」


呼吸整えていると、サラが僕の首に腕を回してキスをした。


「零…好き。ずっと一緒にいてね…」

「サラ…」


サラを抱きしめると、サラは僕を抱きしめ返した。


「抜く…？」


サラがそう言って、手を伸ばしてティッシュを取り、抜く準備を始める。


「いや、待って。
…サラの中から僕が出したのが溢れてくるのが見たい」

「…零、ちょっと…変態っぽいね」

「えっ！」


ガーンとわかりやすく落ち込む僕を見てサラは笑いながら近くにあったタオルを自分のお尻の下に敷いた。


「うそ。…恥ずかしいから、あんまりじっくり見ないで…」

そう言いながらも、サラは脚を開いたまま僕が引き抜くのを待っている。

僕がごくっと喉を鳴らしてゆっくり自身を引き抜くと、サラのナカから白い液体がトロッと溢れてきた。

やっばい。エロ…
もう一回ぐらいできそうだ。
そう思うほど、その光景を見た僕のペニスはまたムクムクと大きくなっていく。

けれどよく考えたらサラを早く寝かせてあげないとと思っていたことを思い出し、サラから流れてくるモノを全部綺麗に拭いてやると、サラは僕にぎゅっとしがみついてきた。

「さっきの、ずっと一緒にいてって、サラに初めて言われた」

「うん…」

「ずっと一緒にいよう。ずっと」

そう言うと僕は、サラの身体を骨が軋むほど強く抱きしめた。
絶対に手放さない。そんな強い覚悟を込めて。