第26章 アップルパイ　☆ ♪

もう我慢なんてできなくて、僕はスパートをかけて腰を最奥へと何度も突いた。


「やっ…あっん…あ…いく…」

「サラ…ッ…」

「ダメ…」


サラが僕の首に腕を回し、ぎゅっと抱きついた時、サラのナカがギュッと締まり、どくどくと脈打った。
そして、僕も同時にゴム越しに白濁の液を射精した。


「サラ…」


はぁはぁと息を吐きながら、サラのおでこにじわりと滲んだ汗を拭ってやると、サラはふ…と笑った。


「零って、エッチだよね…」

「…嫌い？」

「ううん…好き。零、好き…」

「サラ…大好きだよ」


繋がったまま、抱き合いながら僕たちは何度も何度も好きだと伝え合った。

夢でありませんようにとはもう願わない。
この先、ずっとサラとこうしていられますように。
僕の願いも、サラへの想いも膨らむ一方だった。

サラ…
君の幸せは、今度こそ、僕が守り抜いて見せる。
絶対に…ずっと。


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