第25章 プロローグ　☆ ♪

そう言いながら、僕は快感に身を任せて夢中で腰を振った。

好きだ。好きだ。好きだ。


好きと言う気持ちが溢れて、サラのことを壊しそうなぐらい激しく抱いた。


「あっぁぁあ…ッや…ぁ…」


ズッズッと出し入れする音に加え、サラの感じる蕾も同時に刺激を与える。
ソコを指で潰すたびに、サラのナカはぎゅ…っと僕を締め付けて、全部搾り取られそうだ。


「零ッ…もうだめ…いきそ…」

「サラ…」

「キスして…」


首に腕を回して、そうせがむサラに、僕は長い長いキスをしながらスパートかけて腰を振る。

サラの身体がビクビクっと震えて、ぎゅ…とナカの締まりが一層強くなった時、僕も限界を迎え、ゴム越しに欲望を吐き出した。

はぁ…はぁ…と荒くなる息を整えながら、繋がったままサラを抱きしめた。

離さない。誰にも渡したくない。
そんな思いを込めて一段と強く。


「零……」


サラは、優しく名前を呼んで僕の髪を撫でた。


「少しずつでいいから、僕のことを好きになって…」


僕はサラの耳元に鼻を埋めて、そんなことを言った。


「うん…」


サラは、弱い力で僕を抱きしめた。