第17章 今度までには　☆

「赤井さん…大好き」


サラが俺を涙目で見ながら必死にしがみついてそう言ってくる。
ぎゅーっと心臓が搾り取られるような感覚がして、俺は思わずサラにキスをした。


「俺も」


そう言った瞬間、急激な射精感に襲われ、俺はサラの中に白濁の液を全部出し尽くした。

びゅ…びゅく…

サラも同時にイッたようで、びく…びくと、身体を小刻みに痙攣させている。

このまま、入ったまま眠りたい…
そう思ったが、流石にこのままじゃサラが可哀想と思い、ティッシュを取ってゆっくりとサラのナカから自身を引き抜くと、俺がさっき出した精液がサラの中からとろ…と溢れてきた。


それをティッシュで拭ってやると、サラは俺を見て言う。


「赤井さん…新居でも、こんな風に勝手に入ってきて、わたしが寝てても起こして抱いてね…」

「え…」

「嬉しいの…赤井さんが、わたしのこと求めてくれるのがすごく嬉しい」


はあはあと息を吐きながらそう言うサラが愛しくて、俺はサラを抱きしめた。


「毎日行くかもな」

「いいよ？毎日でも。」

「ふ…。後悔するなよ？…今日はこのまま寝るか」

「え…いいの？
有希子さん達に見られたら大騒ぎだよ？」

「明日早起きして自分の部屋に戻るから大丈夫だ。
…離れたくないんだよ」

「…わたしも」


俺は裸のままのサラを抱きしめたまま、サラの匂いを嗅ぎながら眠りに落ちていった。


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