【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第16章 花束 ☆
脚がガクガクと震え、だんだん力が入らなくなってくると、赤井さんはわたしを支えるみたいに後ろからお腹に手を回した。
わたしの背中に赤井さんの素肌がギュッと密着すると、またわたしの心臓がきゅんと縮んだ。
後ろからわたしの身体をがっしりとホールドした赤井さんは、そのまま快楽を求めてラストスパートに腰を打ちつけた。
「あっ!や…ぁっ…も…だめ…」
頭が、まっしろになる…
その瞬間、わたしの身体は大きく3度痙攣して、視界がホワイトアウトした。
そして赤井さんは勢いよく自分をわたしから抜くと、白濁の液をわたしのお尻にかけた。
「っ…は…っ…」
荒い息遣いの赤井さんから出たそれは、わたしのお尻からつつ…と太ももをつたって床に垂れていく。
中に、出されるかと思った…
そう思っていると、心を読んだように赤井さんはわたしを抱きしめながら言った。
「子供が出来たと確信したとき、正直嬉しかった。
サラとの結晶がこんなに嬉しい気持ちになると思わなかった。だが、今は…」
「ん…わかってる。
ちゃんと全部片付くまで、待ってるから。」
そう言うと赤井さんはわたしの唇を後ろから奪った。
まるで食べるみたいに唇にキスをした赤井さんは、少しだけ困ったように言った。
「I'm crazy for you」
その言葉だけで、わたしは下手すれば一生赤井さんを信じて待ってられる。
わたしは赤井さんの方へ向き直り、今度はわたしから赤井さんに抱きついてキスをしながら言った。
「crazy for you too」
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