【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第13章 ベイビー・アイラブユー ☆
言葉にならなくて、頬を包む赤井さんの手のひらに自分の手を重ねた。
今まで言われた言葉の中で、一番嬉しかった。
多分、世界で一番素敵なアイラブユーだ。
「雷の記憶、変えられたか?」
「…うん…っ…」
泣きながらそう言うと、赤井さんは腰を引いて打ち付ける。
愛してるの言葉ひとつで、さっきよりもさらに気持ちいい。
赤井さんのが出し入れされるたびに、わたしの中から幸せが滲み出て苦しい。
「サラ…」
「あっ…あかいさ…っ…名前、もっと呼んで…」
「サラ…サラ……サラ」
赤井さんは耳元でわたしの名前を何度も呼んでくれた。赤井さん低くてセクシーな声で呼ぶわたしの名前は、とても良い名前に聞こえる。
「好き…大好き…」
赤井さんがくれる快感がわたしを全部飲み込んでしまう。
イク寸前で必死に我慢してるわたしに、赤井さんはトドメを刺しにくる。
「サラ…中に出してもいいか?」
「ん…ちょうだい…」
「…っ…サラ…っあ…」
「あっ…あぁあ…ダメ…イッちゃう」
「っ…いく…」
わたしが頭を真っ白にしたと同時に、赤井さんからわたしの中に白濁の液が注がれた。
ビュ…びゅく…
中に熱いものがとぷとぷと注がれるあの感覚。
わたしは愛しくて赤井さんの手を何度も握った。
「サラ…」
「赤井さん…Be with me forever and ever…(ずっとそばにいてね)」
「Love you now and forever(永遠にずっと、お前を愛するよ)」
そしてわたしの涙がまた流れて、赤井さんがフッと笑って、わたしの涙にキスをした。
「Cry baby (泣き虫)」