【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第11章 NORA☆ ♪
中に出してと言われるかと思えば、まさか顔射を所望されるとは思っておらず、俺は限界までサラの中で突き上げると、サラは身体を弓なりにして叫んだ。
「あっやっ…イク…」
「俺も」
俺はイク直前にサラから自信を引き抜き、サラの顔に白濁の液をかけた。
ピュ…ぴゅ…と、俺の先から精液が飛び出すたびにサラの可愛い顔が汚れていく。
自分が一番好きな女が、自分のせいで汚れていくのがとんでも無くソソる。
サラは虚ろな目でこちらを見ると、
「大好き…」
と言った。
「サラ…」
俺はサラの唇にキスをすると、サラの顔を拭いてやろうとティッシュに手を伸ばし、力が入らないサラの頭を自分の膝にのせて膝枕にすると、サラの顔にかけた精液を拭き取った。
「中に出してと言われるかと思っていた」
「だって…汚されたかったの。赤井さんに」
そんな、またどうしようもなく可愛いことを言うサラの髪を撫で、
「またシーツが汚れたな…お前の部屋で寝るか」
そう言ってコクリと頷いたサラを抱き上げ、サラのベッドで愛しい女を抱きしめると、サラは少し笑って言う。
「今日ね、ほんとは嬉しかったんだ。
わたし、少しでも赤井さんの役に立てた?」
「お前は、そんな事考えなくていい。」
「もどかしいの。
きっとわたしはFBIに協力しようと思えばいくらでもできる。
FBIのスパイとして暗躍することもできる。
でも、赤井さんはわたしをそんな風に使わないでしょ?」
当たり前だろう。
お前は、普通の生活がしたくて逃げてきたのに、俺の手でまた危険なことに巻き込めるわけがない。
出会った頃は、サラからあわよくば組織の情報が入ると思ったこともあった。
けれど今は、ただそばにいたい。そう思う。
見返りなんて求めてない。
「だから今日は、わたしを頼ってくれて嬉しかった」
サラはそう言いながら笑って目を閉じた。
腕の中で眠りに落ちたサラの寝顔を一生見ていたいと思う。
俺は眠るサラの唇に自分の唇を重ねると、またサラを抱きしめながら俺も目を閉じた。