【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第77章 枯れない花 ☆
赤井side
サラの手が俺の欲望を握った瞬間、思わず声が出そうになった。
そしてそのまま上下に動かされると、身体が勝手にピクピクと反応する。
そりゃあ、愛しくてたまらない女にこんな事をされて、興奮するなと言う方が無理な話だ。
俺もサラのナカに指を挿入して、どっちが先に果てるか?などと強がりを言ったものの、俺の方が先にイキそうだ。
「あっ…ぁかいさ…っん」
「っ…ん?」
「気持ちいい?」
はあはあと甘い息を吐きながら俺を少し不安そうに見つめるサラ。
馬鹿だな。決まってるだろう。
心の中でそう返した俺は、サラの1番感じるスポットを2本の指で擦った。
ぐちゅっ…ぐちゅ…ッ
「あっ…や!あァッ…ずるいそこ…」
この間もここであっさりとイッたサラは、喘ぎ声を繋ぎながら、ずるいと溢し、可愛い顔で俺を見た。
ずるいのはお前だ…
「っや…もうやだ…ァッ」
気持ちいい?の問いを無視して、サラを攻めた俺に納得がいかないのか、サラは可愛い顔を真っ赤にしながらブンブンと首を振った。
気持ちよさと、自分の感情の狭間で戦っているみたいだ。
「サラ。我慢せずにイッていいんだ」
俺は喘ぐサラの額にキスをしながら耳元でそう囁くと、それを聞いてサラの目にじわっと涙が浮かんだ。
「?!サラ?」
「ずるいんだもん…」
「??」
「わたしは…赤井さんの気持ちいいこと知らないんだもん…
赤井さんはわたしのこと全部知ってるのに…
っ…忘れちゃったわたしが悪いのに…ずるい…」
その涙を見て、萎えるどころか興奮度MAXになる俺はきっとどうかしている。
「っ…可愛い…」
「っ!?わたしの話聞いて…っあァッ」