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【R18】You belong with me 【赤井秀一】

第62章 永遠の不在証明 -中編-




ま、またデスドライブなの…!

そう思いながら思わず助手席のグリップに掴まったわたしはあることを思い出す。


「あ、赤井さん!」

「なんだ?」

「大丈夫なの!?素顔で車運転して…
それに、わたし助手席に乗ってていい?!」


ついこの間、赤井秀一の姿で外で一緒にいるのはなるべくやめようと話したばかりだというのに、結局この状況。

赤井さんも仕方ないとため息を吐きながら言う。


「緊急事態だからな。
変装し直している時間はないし、お前を置いて行くのはもっとできない。」

「でも…」

「そんな顔をするな。
お前のことは、俺が守ってやるから。
何があっても、命に変えても。」


そんな馬鹿みたいにカッコいいセリフを真顔でわたしに投げかける赤井さん。

わたしはボッと顔を赤くしてそれ以上何も言わず、久しぶりに赤井さんが運転する様子を助手席から眺めてた。


わたしだって、赤井さんのことは何があっても守ってみせる。
命に変えても。

彼と全く、同じことを思ってたの。



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