【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第54章 君に届け ☆
「あ…のね、違ってたらごめん。」
「何だ?」
「…赤井さん、ヤキモチ妬いた?」
顔を赤くしながらダイレクトにそんなことを聞かれ、俺は不覚にもドキッとした。
が、すぐにいつもの自分を取り戻し、サラの服を脱がせながら意地悪に囁く。
「あぁ。妬いた」
「ん…っ…」
「俺の彼女は、世界一可愛いからな…
周りの男はみんな好きになる」
「そんなわけ…っんあ…」
全力で否定しにかかるサラの首筋に、赤い俺の印を付けた。
こいつは俺のものだ。
首筋に下を這わせながら、徐々に下へなぞり、まだカップに収まっている胸までたどり着くと、下着の隙間から舌を中に入れた。
「や…あっ…」
舌先に、サラの小さく勃った突起が当たる。
下着を外そうと、腕を背中に回した時ふと手を止めた。
今日のサラの下着は、深い赤
つい俺のために選んでくれたのかと思ってしまう。
俺の名前の1文字を。
ホックをそのままの状態で残し、すっ…と背中に回した手を外すと、サラは焦ったように俺に言う。
「えっ…どうして…?」
どうして?の意味がわからず、俺はサラの髪を撫でながら首を傾げた。
「ん?」
「…あ…だって…その、しないの?」
あぁ、サラは俺が下着を外すのをやめたから、もうこれで終わりだと思ったらしい。
少し残念そうに、しないの?と聞くサラが可愛くて思わずいじめてしまう。
「したい?」
耳元で、サラの好きな低い声で囁くと、サラの身体がビクッと揺れた。
そしてサラは、顔を赤くしながら、こく…と頷いた。
可愛い…
だが、まだ足りない。
「したいって、ちゃんと言え…」
そう言うと、サラはさらに顔を赤くして、涙目になりながらこちらを見た。
その顔、ヤバいな。反則だぞ。
そう思っていると、サラからもっと反則級の言葉が飛び出す。
「…赤井さんと、エッチしたいよ…」
「…っ…」
自分で言わせたくせに、あっさりKOされた俺はサラをぎゅーっと抱きしめた。
「…お前、可愛すぎる」