【R18】You belong with me 【赤井秀一】
第51章 HANABI ☆
花火が鳴ってくれていて良かった…
わたしのいやらしい声は、わたしの掌と花火の音でほとんどかき消されたから。
「気持ちいい?」
赤井さんはそう言いながら、わたしの蜜壺を音を立てて舐める。
舌が這う度に身体が反応して、奥からとろりと蜜が溢れるのが自分でもわかった。
「っ…きもちい…ッぁ…」
もう気持ち良すぎて何も考えられない。
そう思った瞬間、わたしの身体に電流のような快感が走った。
「っぁあっんんんっ…」
咄嗟に口をぎゅっと押さえたけれど、いやらしい声の半分は漏れたあとだ。
赤井さんは舌で、わたしの1番感じる蕾の肉芽を吸い上げながらわたしを見た。
ぢゅ…
「っんんんっ」
「ここ、好きだろ?」
「っぁ…んッダメ…イッ…」
イク
そう言葉にする前に、わたしの身体はびくんと大きく痙攣する。
そしてわたしの脚の間からは、小さく潮がプシュッと噴き出た。
馬鹿みたいに赤井さんに感じたと言う証が、目に見えて途端に恥ずかしくなる。
「も…やぁ…」
「上手にイケたな」
恥ずかしさで顔を覆いながら、はぁはぁと上がる息を必死で整えていると、赤井さんはわたしの髪を撫でながらおでこにキスをした。
そして、わたしの脚の間に自分の身体を割って入れる。
「は…やく…」
羞恥心なんてもうとっくに感じてない。
あるのは、はやく赤井さんにきて欲しいという欲望だけ。