第9章 好き
その日から何日か休みがあった。
ずっと悩んでいたが
ずっと答えはまだ出ていなかった。
最後の休みの日に、コーイチと遊ぶことになった。
すると、コーイチから思いがけないことを聞かれた…
『なぁ、アイはタクヤが好きなん?』
『ふぇっ?!!』
思わず飲んでいたジュースをふきそうになった。
『いやぁなんとなくそう思ってん(笑)、だっていっつもタクヤ見てるで?』
なんだか恥ずかしくなった。
『ほら、顔赤くなってんで。図星なん?(笑)』
『うるさいっ!!』
恥ずかしくてコーイチを叩いた。
いつも見てたのかな?
……好き、なのかな。
コーイチのおかげで大事なことに気がついたような…
でも超特急のことも忘れられない。
タクヤさんはああ言ってたけど