第13章 襲撃そして
数日後冨岡さんは怪我の治りも順調だったのでご自身のお屋敷に戻ることになった
「冨岡さん、お会いに行きますね」
「あぁ楽しみにしている」
「お元気で」
永遠の別れではないのに寂しくなる
「...冨岡ぁ」
「不死川」
「まぁ...元気でやれよぉ」
「!あぁ」
不死川さんは照れ臭そうに言った
そして冨岡さんは行ってしまった
不死川さんも怪我の治りがよかったので近く屋敷に戻るようになっていた
「みずき...」
「はい?」
「おまえ俺の屋敷に来ねぇか」
「ん?行きますけど」
「違げぇよ!一緒に住まないかってことだよ!」
私はびっくりした
そして嬉しかった
「いいん、ですか?」
「当たり前だろ」
「嬉しいです!」
私は不死川さんに抱きついた
不死川さんも抱きしめてくれる
私たちは不死川邸で二人で暮らすことになった
それから一年後
私たちの間に男の子が生まれた
鬼のいない幸せな暮らしを送り続けた
完