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想い人

第6章 朝帰り


「さぁ!帰るか!」
「はい」

「俺は無限列車に乗る任務がある」
「え、」

煉獄さんは続ける

「高重もついてくるか!」
「いいんですか?」
「ここでは何人もの隊士からの連絡が途絶えている!だから柱である俺が出向くことになっている!高重がいれば尚心強く思う!」
「そんな言ってもらえると」

煉獄さんと合同任務
頑張るしかない

私はすぐに鴉をしのぶへと飛ばす

「行きます!」
「よし!行くか!」



私たちは無限列車へと急いだ


列車に着くと駅弁を次々に食べてはうまい!と叫ぶ
さっきまでたらふく定食屋で食べていたくせによく食べる

「あんまり食べるといざと言う時に動けませんよ」
「大丈夫だ!うまい!」
「...そうですか」

すると気配を感じる

後ろを振り返ればそこには隊服を着た少年3人

「あ、」
「あ!」
「みずきさん!」
「ぁあん?」

炭治郎くん、善逸くん、伊之助くんがそこにはいた
彼らも任務に来ていたのだ

「この列車に乗っていたのね」
「あの」
「煉獄さんに連れられて来たのよ」

炭治郎くんは私を不思議そうに見つめる

「私も隊士。階級は甲よ」
「えぇ!そんな方だったんですね!」

炭治郎くんは目を輝かせる

「おめぇ強ぇのかよ!」

興奮する伊之助くん
俺と戦えと煩い

「ひぃええぇぇこの列車に鬼がでるのかよぉ」

善逸くんは相変わらず叫んでるし
この子達、騒がしいわ

「大丈夫、煉獄さんも私もいるから」
「うむ!安心するといい!」



私たちはいつの間にか眠りについていた





鬼の罠とも知らずに



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