第15章 よかった
「傷‥痛々しいね‥‥」
「傷は少しずつよくなると思います‥」
するとの手がかすかに動いた
「!!」
宇髄はの手を握った
「宇髄‥さん‥」
は目を覚した
「よかったー!!」
甘露寺としのぶは抱きあった
「蜜璃ちゃんにしのぶちゃん‥ここは‥」
「ここは蝶屋敷ですよ」
「胡蝶が治療してくれたんだぞ?」
「私‥まだ生きてるの?どうして‥?」
すると宇髄はの頭を叩いた
「宇髄さんまだ治ってないんですよ?!」
「死ぬ気だったのはわかってたけど‥お前は今こうして生きてる。俺達はお前のお陰で生きてんだよ。お前がいなかったらどうなってたか‥」