第11章 さよなら
「鋼鐵塚さんその刀どうしますか?受け取りましょうか?渡しときますよ?さんがきたら」
「さんはもう戻りません」
「え?!‥‥しのぶさん!」
しのぶが帰ってきた
「しのぶ目赤いぞ?」
伊之助がそういうとしのぶは微笑んだ
「ちょっとゴミが入っただけです」
「戻ってこないのか‥じゃあもう一回家行ってくる」
鋼鐵塚は蝶屋敷をあとにした
するとしのぶはその場に座り込んでしまった
「しのぶさん!!」
「何かあったのか?!」
「すいません‥大丈夫です‥」
「あの‥さんが戻ってこないというのはどういう意味ですか?」
「もう‥覚悟が決まっているんだと思います」