第9章 怪我
その頃は一人で鬼三体と戦っていた
(この前の下弦の鬼とは違う‥)
は草むらに隠れた
「血鬼術‥‥風おこし!!」
強い風が吹いた
「吹き飛ばされそう‥‥」
「歌の呼吸‥弐の型‥‥?!」
「血鬼術‥薔薇吹雪!!」
は技を出す前に血鬼術をくらってしまった
(下弦の鬼だけじゃない‥‥上弦の鬼もいたのか‥てことは鬼は全部で四体‥‥)
は深呼吸をした
「歌の呼吸参の型‥盛炎のうねり!!」
煉獄より威力は弱いが下弦の鬼にはきいている
「血鬼術‥薔薇の噴水」
「地面から薔薇?!」
地面から薔薇が噴水のようにでてきた
「う‥‥」
「よし‥連れ帰るぞ」