第1章 プロローグ
私は北条優実、幼い頃に父と母を流行病で亡くし今は祖父の城、小田原城で暮らしている。
今日の午後からおじいちゃんと外でお茶を飲む約束をしている、すごく楽しみ。
私は今まで縁談の話しを断っていたそれはおじいちゃんを一人にしたくないし、恩は返したいからでもおじいちゃんは『ワシはな優実には幸せな暮らしをさせてやりたい』と言ってくれてる私を一番に思ってくれてる、おじいちゃんだ自室で過ごしていると廊下が騒がしい。
侍女に聞くと心配そうな顔で言った。
侍女「はいこの小田原城に奥州筆頭伊達政宗が向かってると」
この城で戦? 怖い私はおじいちゃんのことが心配になり大広間に急いで向かった。
大広間に着くと多くの兵の先におじいちゃんが武装して難しい顔をしていた。
北条「奥州の小倅めこの小田原城は先祖代々守ってきた城じゃい! 皆のもの出陣の用意じゃ!」
兵は外に向かい馬に乗って戦に備えた。
おじいちゃんも外に行き敵を待つことにした私は不安になり、外の様子が一番見えるところ天守閣に行くと敵が小田原城に向かってて数は敵の方が上だった。