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呪術廻戦【短編集】

第1章 1年生の休日


野「あんたたち!出掛けるわよ!」

そう大きな声で伏黒と虎杖の部屋をノックもなしに開ける女。
そう、釘崎だ。

恵「声がデカい…」

悠「あと5分…」

野「今日は私の服買いに行くの!準備してよ!」


伏黒は布団からノソノソと起き上がる。
それを見て釘崎は満足そうだ。
そして虎杖の部屋にズカズカと入っていき、虎杖がくるまっている毛布を奪い取る。


悠「さむっ。釘崎ー。もうふ返してよー。」

野「早く起きなさいよ。あと寒いなら服を着ろ。」


パンツ一丁の虎杖に一切驚きもせず。
いつもの事なので棚から服を出して投げる。
虎杖も大人しく渡された服に着替え始める。


恵「いかねーの?」


準備が出来たのか、伏黒が虎杖の部屋の入り口から顔を出す。
中には釘崎しか見えない。


野「虎杖がまだ。」

恵「洗面所か。あ、釘崎。」


伏黒は釘崎の髪に触れて、


恵「ゴミ?ほこり?ついてる。」


野「え、ありがと。虎杖の毛布ぶんどった時についたのかしら。」


そっと釘崎のセットされた髪を崩さぬように埃を取ると、ゴミ箱に捨てる。


悠「おまたせー」

野「おそい。」

恵「待った。」

悠「ひっで。…伏黒、髪跳ねてるぞ。」

野「あ、ほんとね。」

恵「まじか。虎杖、ワックス貸して。」

悠「おう。いつものところ」


虎杖と入れ替えで洗面所に伏黒が消える。


野「あんたが1番起きるの遅かったから、今日、荷物持ちね。」

悠「えー。わかった。」

恵「やべ。虎杖ー。財布忘れた。」


伏黒が洗面所から大きめの声で言う。


悠「へーへー。取ってくるー。どこにあんの?」

野「ベットの横のカゴの中でしょ。」

悠「りょーかい。」


3人はお互いの部屋の行き来もザラなのだ。
互いに合鍵を持っている。もちろん男子メンバーのだけだが。


恵「おまたせ。」

悠「伏黒ー。ほい。」

恵「ありがとう。」

野「よし!じゃぁ行くわよー!」


釘崎は買い物にルンルン、虎杖もなんだかんだ皆と出かけることにルンルンで部屋を出る。


恵「虎杖、鍵。…たくっ」


ルンルン先に行く2人を見ながら虎杖の部屋の鍵を閉める伏黒。


野「伏黒ー!置いてくわよー!」

悠「あ、鍵!サンキュー、伏黒!」

恵「…置いてくな。」


3人は並んでお買い物へとでかけた。


【Fin】
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