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相澤消太と色んなシチュエーション

第1章 合理的な関係


「相澤くんっ……!もうっほんと…むり…!」

そう咎めると鋭い目が私を睨む。

「…何言ってんだ、俺はまだ足りない」

そう言うと彼は私の奥に深くそれを突きさす。


「あッ…」
何の前触れもなく奥を突かれ、目の前がチラチラと光る。


「…おい、まだトぶなよ」
そういうと私のおでこを軽くはじく

そして彼は私の腰を掴み、その行為に集中するのだった。





私と相澤くんはもう長い間こういう関係を続けている。
相澤くんにとって私は都合のいい、合理的な関係なんだろう。



週に1回か、2回。携帯が鳴る。

『今日来れるか、21時頃』

そんなそっけないメールにすら胸が高鳴ってしまう。



場所は私の家か、彼の家。
お酒なんかを飲んでいるうちにベッドに移る。


いつもはくたびれた雰囲気が強く、髪も伸ばしっぱなしなのに
キスをする顔は本当に色っぽい。



お互いの飲んでいたお酒の味を味わうように舌を絡める。

ああ、相澤君はレモン味だ

そんなことを考えていると急に身体を押し倒される。


あ、スイッチはいった顔だ。

そう思い顔を眺めていると、彼は不機嫌そうな顔をして

「…おまえ、何考えてんだよ」

そう言って私の下着に手をいれた


長い指は節々が張っていて、ごつごつしている。
自分の指では届かない所を擦るそれはとても気持ちがいい。


「あっ…ん、別に…んっ…」
その反応を見て彼は満足そうに笑う。

「お前、ここ好きだよな」
そう奥を擦られると頭は真っ白になってしまう。


「…うるさ…、早く入れてよ…」

「もういいのか、わかった」

そう言うと彼は片手で服を脱ぐ、
空いた手にはゴムが握られていた。


「…今日、大丈夫だけど、ゴムするの」

私がそう聞くと彼は呆れたように

「するだろ、何言ってんだ」
と私を凄んだ。

その態度に私は少しすねた顔を見せると


「なんだよ拗ねてんのか、よしよし」
と雑にすねる私をあやした。


こういうところが、本当に…ずるいんだ
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