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【呪術廻戦】溺愛君主は甘やかしたい

第8章 過保護じゃなくて溺愛ね


「んんーっ……」



パチッとスッキリ目が覚めた。
大きく伸びをして時間を確認すると朝の9時過ぎ。
あれから結構眠っていたなぁ。
妊娠すると眠くなるっていうのは本当なのかもしれない。




のんびりと起き上がり、身支度を整えるとワンピースに着替えた。
淡い水色のマキシ丈ワンピース。
冷えるといけないから一応薄いカーディガンを羽織る。
少しだけ外に出よう。
ずっと寝てばかりでも身体に良くないよね。



「あ!辻咲先生!」
「虎杖くん、野薔薇ちゃん、恵、おはよう」
「ね、ね!妊娠したってマジ……?」



野薔薇ちゃんが耳打ちでコソッと尋ねて来る。
確かに悟の言葉だけじゃ信用しづらいよね。



「うん、マジ」
「え!おめでとうございます!真白センセ」
「ふふ、ありがとう」
「俺は別に疑ってはいませんでしたけど最近更に五条先生の惚気がウザイです。
なんとかしてください」
「それは無理」
「真白センセの赤ちゃんならきっと可愛い」



ちょうど休み時間中だった1年生達と会った。
これから2年生に扱かれてくるらしい。
皆が頑張ってる様子を見れないのは寂しいなぁ。
でもまだ体調もかなり不安定だし、訓練中に体調崩された方がやりにくいよね。



「真白さんしばらく仕事休みですよね?」
「うん。安定期に入るまでね」
「まぁ、自分の身体のこと考えたらそれが最善ですしね。
五条先生の様子はどうですか?」
「うーん……なんか、何から何まで全部やってくれる感じかな。
自分で出来ることは自分でやりたいんだけどね」




生徒達と別れ、硝子の元へ向かった。
今日は日勤かな、夜勤かな。



「体調はどう?」
「相変わらずかな。
気持ち悪いし眠いけど、でもそんなに酷くないから平気」
「そう?まぁあんまり動かな過ぎても身体に良くないし、無理ない程度に少し動こう」
「ねぇ、硝子、妊娠中ってあんまり呪力使わない方が良いの?」
「……あんまり関係ないと思うよ、妊娠中でも任務こなしてた人居るし。
何か異常があったら使わないようにしたら良いと思うけど、そんなに神経質にならないようにね」
「ありがとう、硝子」
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