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君の気持ち

第9章 運命


二宮side

んーなんかいい匂いする、

二「うぅー」

まーくんがいない

今日は実家に行く日

相「ふふ、おはようかずくん」

二「あ、まーくん、お腹空いた」

相「今作ってたよ早く食べていこう?」

二「うん、」

いつもと変わらないリラックスした空間

相「ふふ、美味しい?」

二「美味しい、」

まーくん昨日緊張するなんて言ってたけど全然してないじゃん!

そんなことを心の中で思ってみたり、

相「ほらちゃんと着替えて?」

二「んー」

眠そうな俺に服を着せてくれたり
ご飯作ってくれたり
色々してくれる
俺はあまりそういうのはやってない
負担かけてるかななんて思った日もあるけど
それはまーくんの人がいいから自然とやってる事なんだってほんとに最近気づいた

こんなにいい人に出会えてよかった

まーくんの「行こう?」の一言で俺の世界は変わったんだ

まーくんは俺の本当に大切な人

大好きな人

愛している人

多分まーくんなしでは俺は生きていけない

たまにかっこいいなーって思った後にほんとに俺でいいのかなって不安になることもあった

でも、悩んでる時にはまーくんが気づいてくれて
声をかけてくれて
抱きしめてくれて、
あぁ、これでいいんだって思える
この人でいいんだって

悩みもまーくんだけどいつも助けてくれるのはまーくん

ねぇ、これからも助けてくれるよね?

あの一言で

相「どうしたの?かずくん行こう?」

二「ふふふ♪うん、行こう」

手を握って玄関を出る

そう、この一言だ

俺を救う一言

一番好きな言葉

まーくん、俺と幸せな未来に「行こう」ね?

大好き

母さん俺はダメな息子なのかもしれない普通ではなかったかもしれないけど、母さんは受け止めてくれるよねちゃんとあの言葉は覚えてる。
こんな俺だけど絶対に母さんを不自由にはさせないよ
むしろ幸せでいて欲しい
父さんはあんまり帰ってこなくて母さんを寂しい思いにさせちゃうけど大丈夫だよ

俺は母さん、まーくんを幸せにするし

まーくんは俺を幸せにしてくれる

それじゃあ母さん俺は幸せに、行ってきます。

















〜END〜
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