第5章 くどく【パピルス】
PLAYERはパピルスをくどいた。
このまえのリベンジだ。
「よっぽどオレさまにゾッコンなんだね!
ムリもないけどッ。
きさまのきもち、
ちゃんとつたわってるよ!」
PLAYERはパピルスにちかづいた。
パピルスはあわてている。
PLAYERはパピルスをくどいた。
「なんどもいわなくても、きこえてるよ!!」
「でもオレさまも
きさまのことをたいせつにおもってる!
きさまのいいところを
いくらでもおしえてあげられるぞ!!」
「オレさまのゆうじょうパワーのほうが
きさまのラブパワーよりつよいのだ!
きさまはずっと、
オレさまのたいせつなおともだちだ!」
「ニェッ」
「くすぐったいぞ、ニンゲン!」
「・・・な、なんかヘンなかんじするッ
やめて!」
パピルスはどうようしているようだ。
「いいか」
「オレさまは1ど、
キチッとことわったはずだ。
きさまのきもちには
こたえてあげられないのだ」
「ともだちのおねがいも
きいてあげられないなんて、
イヤだけど・・・」
「ニャ、
ッコラ!だからダメだって!」
「きさまもなかなかしつこいな!
だが、オレさまもしつこさと
りょうりにかけてはいちりゅうだぞ!!」
パピルスは、かおのまえに
てをクロスさせて、
ガードしている。
「きさまをきずつけたくないのだ、
わかってくれッ」