第13章 この感情に名前を付けるなら…(宗さに)※R18裏
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『宗三…?? 居ないの??』
ドレスは着れる状態ではなく、…顔を赤らめて一人…起こった出来事を思い出していた。
って、待って、ドレスコードの日!?
身体洗いたい…裸のまま行きたいところだけど…いつ宗三が帰ってくるか分からないので、宗三の着物を羽織り…シャワーへ向かう。
ピチャピチャと身体の膣内(ナカ)に宗三の体液が行き来して…反応してしまう審神者…。
出したいけど、出したくない…
そんな事を考えていると、
「シャワー浴びて居たのですね?
着替え置いておきますよ」
『宗三、ありがとう…もうすぐ出るから…』
シャワーを終えて着替えて出ると、宗三が燕尾服の姿でソファーに腰を掛けていた。
スラッとした長い脚が綺麗で惹かれる…いつも左前髪を下ろしてるのがワックスで後ろに流されていてオールバックの髪型になっていてドキドキしてしまう。
口をパクパクして上手く言葉に出来ない審神者を見て、宗三が
「はぁ…そんなに変ですか??」
『違う…でも、髪型が…』
「あぁ…これは乱にされたんですよ。
ドレスの準備が終わったら、髪をセットさせて欲しいそうです…」
(……ナチュラルに似合ってるから、乱ちゃん…ナイス過ぎる選択)
『分かった、メイクの準備するね』
「僕が横に居れば、このメイクは用無しですよね?」
審神者の口にピンク色の口紅を付けように薦めて、それ以外のメイクを薄めにするように促し、それに合わせてしまう。二人で部屋を出て行くと…。
「終わったらまたこの格好でしますか?」
『えっ、えぇ!? なんで、そんな、事…』
「顔に出てますよ… 僕も貴方としたいですけどね」
この感情に名前を付けるなら、愛情と嫉妬なのだろう…。
…完…