第11章 ○○しないと出れない部屋(宗さに)※R18裏
小刻み震わせた審神者の身体を抜き挿しし始める宗三に、審神者は手を伸ばし宗三の左胸の蝶の刻印へとそっと触れる…。
その手に宗三は自分の手を重ねて、審神者の手を胸から口元へと誘導し…手首に軽く口付けを落とす。
「こんなモノなかったらと貴方を抱きながらずっと…考えてしまうのです…」
『ん… …ッ あん《あたしでは宗三の重みを取れないかもしれないけど…ずっと一緒に居れるかな…》』
「離したりしませんよ…"囚われの籠の鳥"と扱わずに置いてくれた貴方の事を…本気で愛おしいと思ってるんですよ…」
『そうざ…今のままの そうざ が すきぃっ なの 《…宗三は囚われの籠の鳥じゃない》』
「あぁ…僕は囚われの籠の鳥じゃないのですね? 貴女を守れる籠になりたい…」
『…んっ まもって ほしいっ…ずっと…《宗三に守られたいよ》』
「もう我慢出来ません…守りますよ…」
『ひゃ…あ… ハァ… んふ もう だめっ ンッッ!! あああっん!!』
宗三はそう言葉にすると審神者の身体を抱きしめて、律動を早めぶつかり合う反復音を何度かさせると…ドピュルッと音を立てて、互いの身体をおさまりきれない蜜液と欲液が融け合うように流れ落ちる…。
――僕の帰る場所は貴方とこの本丸だけでしょうね…。
この先もずっと…側に居られたら、小さな鳥を守る為に強くなりますよ。
…完…