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木洩れ日の休息・短編集【刀剣乱舞/R18】

第30章 いつだって突然、恋に落ちるのは(後家さに)


(後家side)

今まで毎日のように自分へ告白してきていた彼女が突然姿を現さなくなった。今日は具合が悪いのだろうか? 気づいたその日は彼女をみることは叶わなかった。
 翌日も翌々日も。
 彼女の学部は知っているが、どこにいるのかわからず道ゆく学生に声をかけ尋ねてみると学校にはきているようだった。体調を崩して休んでいるわけではなくほっとするが、ならばなぜ自分の前に姿を現さないのか。急に彼女の態度が変わり、困惑してしまう。なぜそうなってしまったのか全くわからず彼女から避けられる日々が続いた。
 初めて出会って告白された時はとても驚いたが、知り合ううちに彼女のまっすぐな想いがとても美しく綺麗で自然と自分も彼女と居る時間が心地よく感じていた。彼女のことが大切だから、自分が彼女を幸せにできる自信がなくてずっと告白を断ってきた。

 自分の何気ない言葉で彼女が身を引いたのに気付かないまま、今度はごっちんから彼女へ猛烈なアピールが始まる。

 いざ彼女が離れたら誰にも譲りたくない独占欲が溢れ出てきてしまい、長船の本領を発揮しだしたごっちん×さにの現パロ話

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