第15章 恋から愛に変わる時に…・前編(宗さに)※R18裏
「今日の香澄は感度良いですもんね…」
『だから…いつも、より…焦、ら…すの?』
「ええ…焦らしてます、ちゃんと言って下さいね…」
『……おかえりなさい、そうざ
その…イカ、せて…欲しいッ…』
「ただいま…香澄が望むなら…いきますよ」
『んんっ、あっあ…ふっあッ…ああっ、…あぁあぁぁ…イクぅッ……』
先ほどと比べ物にならないほど打ち擦りを強くされて…宗三に身を任せるしか出来ず…香澄の膣壁はギュウと締めつけると宗三の牡根からビュッと吐出され…香澄の身体はカーブを描くと宗三の胸元へ崩れおちた…。
***
(宗三side)
長谷部にいきなり出張を言い渡されて僕が断れない事を知ってて…無性に腹が立ってきた。
最近どんどん綺麗になっていく香澄を間近で見ていると…言い寄ってくる男とか気づいて無さそうで怖い。
無自覚な優しさにどれだけの男が引っ掛かってるだろう…まぁ、僕もその一人。
牽制したいから毎日でも香澄を抱きたい…。
それが少し間離れてしまう事に焦りもあるが何か変わるキッカケになればと…。
出張最終日に無理やり仕事を終らせて…
帰り時を急ぐ中…合鍵を使い部屋に入ると…香澄の甘い声が廊下に響いてきて…
すりガラスの扉からこっそり覗いてみると…普段見れない香澄の慰めてる姿が映り…驚きと嬉しさの感情が交わり…頬が思わず緩んだ…。
空かさず仕事用のスマートフォンを取り出して
〈明日の仕事のスケジュールを全てオフにして下さい、無論彼女の分も…連絡してきたら…全ての仕事辞めます〉
そう長谷部にメールを送ると電源オフする。
プライベート用のスマートフォンを取り出して香澄に電話をかけると…いつもすぐ切れるコールを中々切れずに続く…。
ようやく電話に出ると吐息交じりの声が耳元に響く…。
少し香澄の行動をけしかける…僕の悪魔の囁き…従順に答えてくれた…。
そのご褒美は僕自身が香澄の目の前に現れる事で十分だったのだろう…。
これからも香澄の側に居て愛し続けようと…。
~後編へ続く~