第2章 櫻葉(S×A)お仕置
翔「昨日買ったチーズケーキ食べる?」
相「あっ!食べる!食べる!」
翔「1回言ったらわかるって(笑)」
相「えへへっ」
そういやこのチーズケーキ…兄さんと食べたおいしいチーズケーキって認識なんだろうな……記憶を塗り替えたい…
ガチャッ
冷蔵庫を開けてチーズケーキを取り出し、皿に切り分けて雅紀が待っている机に向かった
翔「はい、どーぞー」
相「わー!おいしそー!たべよ!たべよ!」
翔「はいはい(笑)いただきまーす」
相「いただきまーす!」
もぐもぐ
相「あ〜やっぱあそこのチーズケーキおいしーな〜……そうだ!大ちゃんにも近くに店がある事教えなきゃ!」
おい…また兄さんかよっ…
ガタッ
相「どーしたの?翔ちゃん」
俺は雅紀椅子から立ち上がり、雅紀の前に立った
スマホで兄さんに連絡しようとしていた手からスマホを取り上げて机に置き、その手をとり、すぐそこにあるリビングのソファの上に転がした
相「しょちゃ…?」
翔「雅紀の口から何回兄さんの名前聞けば言い訳?……またお仕置ね…」
相「っ…いっぱい、お仕置して……?」
翔「雅紀っ…おまっ……分かってて…?」
相「…だって、翔ちゃん妬いてくれるんでしょ?俺が他の人と仲良くしてたら」
上目遣いで見上げられたらもう、我慢は無理だ
翔「お前、確信犯かよっ(笑)」
首筋にチュッと1つ唇を落とした
相「いっぱいヤキモチ妬いて、いっぱい愛して…?」
翔「…お前な…かわいすぎんだろっ……」
まぁ、午後からの仕事は2人揃って少し遅刻してニノと松潤にしっかりどやされました。
[完]