第5章 壱
私には他の人には見えないものがみえる。それは多分、妖と呼ばれるものの類_______
『初めましてです、これからよろしくお願いします。』
ーーーそれは少し肌寒い秋の季節のことだった。
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夏目said
クラスメイト1「今日転校生がくるんだってよ!」
クラスメイト2「まじ?女子だったらいいなぁ!」
夏目「(今日は転校生が来るのか…、仲良くなれたらいいな。)」
“ガラガラガラ”
先生「今日は転校生来てるぞ〜、…入ってこーい」
『っていいます。よろしく』
最初に見た時、ふと目を離すと消えるんじゃないかって思うような、、そんな儚い印象だった。
先生「えぇと、の席は...夏目の横が空いてるな、おーい夏目手をあげろ〜」
夏目「は、はいっ!」
先生「あそこだ、夏目に色々教えて貰うように〜」
『はい、分かりました。』
『よろしくね、夏目くん』^^
夏目「あぁ、よろしく」( ˆᴗˆ )
その子の目は少し小さな頃の自分の目と重なって見えた。
夏目「(気の所為、かな。)」