• テキストサイズ

【第五人格】イソップ夢 *R18

第1章 1




「……最近、🌸さんは変わりましたね。」

食堂で去り際にそう呟いた彼の目は笑っていなかった。

その日の真夜中、初めて彼が私の部屋に来た。

「こんな時間にどうしたんですか……ってちょっと!」

ドアを開けて顔をのぞかせるや否や、強引に部屋に押し入り私をベッドに組み敷いた。

「僕にだけ優しくしてくれる🌸さんが好きなんです…。どうして他の人にあなたの笑顔を向けるの。」

窓から漏れる月光が彼の美しくも儚げな瞳を照らす。

「え……と、カールさん…?」

「もう、こんな気持ちは嫌です。あなたを僕に下さい…。」

彼はそんなことを言い出す柄ではないと思っていたので驚いた。でも私の気持ちも彼と同じだったので、合意した。


その日を境に彼はほぼ毎晩、ここに来るようになった。

/ 4ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp