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ひと匙だけじゃ物足りない

第2章 お風呂


ちゃんと見て、と少し低めの声で囁かれたら一発だ。何故か鏡から目が離せなくなる。

「顔もだけど所々テカリが入ってていやらしいと思わなイ?胸も張って見えるシ、ここなんか随分主張しちゃっテ…」
「や、そんな、こといわないでよ…」
「かわい。可愛いからご褒美。下も気持ちよくしてあげル」

太ももを辿って、彼の指が下の口をゆっくりと撫でる。焦れったさのある動きに腰が上下に揺れてしまって、何だか彼の指に擦り付けてるみたいだ。

「そんなに欲しがらなくてもいっぱいあげるかラ」
「あぁっっ!?あ、そこぉっ、んぅっ♡や、あっ、あぅっ!!♡」
「触ったばかりなのにもう随分濡らしちゃっテ。那乃花ちゃんのか泡か分からなくなっちゃってるヨ」
「うぅぅ〜!!さき、あっ♡そこ、ぐりぐりしたらぁっっ!?♡やば、いっ、すぐいっちゃっ!!」

ぐちゃぐちゃと水音が嬌声と共にお風呂場に鳴り響く。親指の腹で陰核の皮を剥かれ、ぐりぐりと撫でられる。
ふと鏡を見ると達せる位の快感を求めるように腰を揺らしてしまっていて、胸を大きく上下に揺らし顔を真っ赤に火照らせた自分の姿があって、とてつもない羞恥心も襲ってきた。

「もうとんじゃいそうだネ?もうすぐイきそうなら…中に指、入れようカ」
「ひゃぅぅ~~~っ!?♡にほ、んっはいっちゃっっあぁっ!!♡♡」
「うン、すんなり入っちゃったネ。中、あっついナ。随分ボクの指締め付けてくるシ…あ、今中きゅって締まっタ??耳元でこういう事言われるの弱いもんネ」
「っ、ちが!!あ、んぅっ♡そこっどうじ、にっいじっちゃあぁぁっ!!♡」

夏目くんは違うなんて言わせないように、陰核と中を同時に弄られて思うように声を出せなくさせた。
手前のとこを人差し指と中指で交互に撫でられたり、中をぐちゃぐちゃと態と音を立てるように掻き混ぜられたり、そろそろもう限界。

「なつ、めくっ♡もういっちゃ、いそっっ、んぁぁっ!!♡」
「イッちゃウ?いいヨ、那乃花ちゃんのカワイイとこ、鏡でちゃんと見てるかラ」
「あっ、あっ♡♡♡い、くぅ~~!♡♡あっ♡あ~~~~っっっ!?♡♡」

くたりと一気に力が抜けて視界が段々と暗くなる。耳元であーぁ、やりすぎちゃったかなぁ…と言う困った声を最後に、意識が無くなった。
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