第1章 コスプレ煉獄さん?本物の煉獄さん?
煮物も出汁が効いていて、お上品な味がする。
「美味しいです!全部。煮物もすごくおいしいですね!」
煉獄さんは頷いて言った
「ああ!ナツメさんは料理がうまいんだ!」
煉獄さんのお母さん代わりの人はナツメさんと言うんだ。
温かいご飯を食べると、お腹と心が満たされていくようだ。
「要。しばらくここで暮らしながら、元の世界に戻る方法を探ろう。
協力する。」
煉獄さんの言葉が嬉しかった。
お布団に入る前に時計を見たら午前1時だった。
仕事の事を考える。私が行かなかったら、一人戦力が欠けるわけだから、支障は出てしまうだろうな…。ごめんなさい。
色々な事があった数時間だったけど、お布団の気持ち良さにだんだん瞼が重くなる…。