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外套 -自由-

第2章 むーむー




がぷっ
「ーーーー!」

噛まれた痛みより
まさかゴーゴリさんは変身も出来るとは思わなかった。

「あっ···あの」

(だめだな。僕の物って沢山付けなきゃ)

ぐいっ
「天音。こっち見てよ」

「どうしたんですか?ゴーゴリさ·····んっ」

フェージャの姿をしたゴーゴリさん

チュッ···ちゅくっ··
「ぁっ···ふ··んぅ··まっ···ふ··」

いやらしい音だ
でも嫌いじゃない


きらいだよ。


ーーーーー···


「あんたみたいなのきらいだよ!」

「待って···!僕の目を···!」


ーーーーー···

ばっ
「ーーーーー!」

突然浮かんだ。記憶


はぁ···はぁ···
「ゴーゴリ···さん···?」

息を整え
目を配る。

そこには
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